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今でこそ珍しくなく、書店にあっても違和感を感じる事が少なくなったであろう、このスピリチュアル系の書籍。
しかし、パイオニアはやはりこの本ではないだろうか?

「あの世に聞いた、この世の仕組み」  雲 黒斎

内容はこんな感じ。
普通のサラリーマンであった著者「黒斎さん」はある日、うつ病による記憶障害に陥ってしまいました。
その病気を治そうと医者にもらったキツイ薬を飲んだところ、突然、守護霊「雲さん」と話ができるようになってしまいました。
そして、ノリノリの守護霊は、絶妙な例えを使ってこの世の「からくり」を教えてくれるではありませんか!
苦しみが生まれる仕組み、その苦しみから自分を解き放つ方法など様々なことを教えてくれます。

何度読んでも理解し難い内容。
本書を読み終える事はあっても、内容を全て理解し終える事はないかもしれない…。
旅の共に持って行こうか悩む一冊。

自分が好きなくだりを一つご紹介!
以下、本書より抜粋。

                                            「Q太郎」
黒斎 : あ~、喉が痛い。鼻水が出る。体がだるい。寒気がする…。風邪だ…。
      バタン…「キュ~~~」

 雲 : おい、そこのQ太郎!
黒斎 : 誰がQ太郎だよ、人が苦しんでるときに!
 雲 : だって、いま時「バタンキュ~」とか言ってんだもん。からかいたくもなるさ。
     風邪なんか気合いで治せ。
     まぁ、最近のお前は自分を変えようと”変に” もがいていたから疲れたんだろうよ。
     頑張り方が違うんだな。だから疲れる。

黒斎  : 頑張り方が違うとは?
 雲 : 順序が違う。今のお前に必要なのは、「何か」を得ることではなく、「妄想」を手放すことだ。
     「妄想」の意味を調べてごらん。

黒斎 : カタカタ…。はい、ネット辞書で調べてみました。

 もうそう 【妄想】
1、根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。
2、とらわれの心によって、真実でないものを真実であると誤って考えること。
3、根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、事実や論理によって訂正することができない主観的な信念。
 
 雲 : お前はまさに今、その3つに力を注いでいる。わかるかい?
     お前の頭に「むだ毛」が3本。 だからQ太郎なんだ。
     「きれいな私」を手に入れるために必要なのは、「脱妄(脱毛)」だよ。
     むだ毛を処理してみなさい。
     「私」という字から、「むだ毛」を3本取ってごらん。
     「仏」になるから。

黒斎 : Σ( ̄ロ ̄|||)