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漫画「ドラえもん」にて。

ドラえもんがドイツの女性相手と普通に会話を交わしている光景を見て、のび太が言った。

のび太 「おいおいドラえもん、いつドイツ語を習ったんだい?」

(ドラえもんがポケットの中に手を入れてゴソゴソと何かを取り出した。)
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ドラえもん「ほんやくコンニャク~!これを食べたんだ!」

のび太  「何それ?」

ドラえもん「これを食べると、どんな相手とでも言葉が通じる様になるんだよ!

      つまり相手のドイツ語が日本語に聞こえ、こっちの日本語がドイツ語になるんだよ!」

のび太  「おおっ!食べるだけでいいの? 勉強しなくていいのね?」

ドラえもん「うん!」

 

漫画「ドラえもん」にて、この様なワンシーンがあった事を思い出した。

そして近年、この「ほんやくコンニャク」が現実のものとなりました。

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明石家さんまさんがCM出演する「POCKETALK(ポケトーク)」

74言語対応、夢のAI通訳機。

CMを見る限り会話の流れが少しギコチないと言うか遣り取りがスムーズではないが、

数年も経てばお互いにストレスを感じない通訳機に進化するであろう。



私もそうだが、英語を勉強している社会人の方は多くいるはず。

それは職種を問わず、英語が出来る事が社会人としての一つの指標である様にも思えます。

履歴書に「TOEIC 〇〇〇点 取得」と書けば高評価を頂けるのだ。

しかしその概念も機械の進化とともに変化しつつあります。

言い換えれば、「英語が話せる」と言う能力も数年後には価値が無くなるのです。


話は少しズレますが、数年前にオックスフォード大学から、あと10年で「消える職業」「なくなる職業」が発表されました。
スーパーの店員、タクシードライバー、弁護士などの職業が挙げられました。
「通訳」はそのリストにはありませんでしたが、近い将来入ってもおかしくはないのでしょうか?

「では、これからの時代、外国語を勉強する必要はないのですか?」
という質問が聞こえて来そうですが、端的には

「はいそうです!」と言うことになります。
しかしGPS機能などから理解できる様に、機械というもは必要な時に電波が入らなかったり
バッテリーがなかったりと、いざという時に役に立たないものである。
従って、会話程度の語学力は必要とも思っています。

これからの時代、英語を含め
「外国語というのは、会話程度の能力があれば十分」
と私は結論付けたい。

そして、それ以上に言語を学びたいのであれば英語以外に注目して頂きたい言語があります。 

そうです、それは
日本語です!


「日本語? 私、話せますけど

そう言いたいですよね?
私が言いたいのは、話せる話せないのレベルではありません。
言語に限らず、物事には「奥深さ」があると思いますが、日本語はどの言語よりその深さがあると思ってます。
ただ、私も世界中の全ての言語を話せる訳ではないので、これはあくまで個人の意見となります。 



海外にいると、日本の素晴らしさを実感出来る場面が多くあります。
 

また、テレビ番組

「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団」

COOL JAPAN

「メイド イン ジャパン」

などからも日本の技術が評価されている事が理解出来ると思います。


ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」

海外で評価される「日本の高度な技術」

温厚な日本人の「人柄」や「性格」

などが注目されていますが、今後は是非「日本語」にも注目してみては如何でしょうか?


と言ってもあまりピンと来ない方が多いと思うので、
私の大好きな書籍「美人の日本語」の一節を最後にご紹介して終わりにしたいと思います。

私が伝えたいその「奥深さ」を少しは感じて頂けるかと思います。

以下、「美人の日本語」より抜粋。

人間(ひとあい) 〜 人と人間の違い 〜
普通に読めば「にんげん」ですが、実はこの字は他にも読み方があります。
「じんかん」と読めば仏教用語で人の住む世界、現世のこと。
「ひとま」と読めば人のいない時。
そして、「ひとあい」と読めば、人付き合いや人に対する愛想のことで、人愛とも書きます。
どれも人と人との関係を表す言葉ですね。

人は1人では生きていけない…。
だから、人との関わり方が人間そのものなのでしょう。
何と言っても人間関係が一番自分を磨いてくれてるもの。
人間=人愛というやさしい響きの言葉と共に人と接していくといいかもしれませんね。


美人の日本語 (幻冬舎文庫)
山下 景子
幻冬舎
2008-04-01